毒素

例えば、滋賀県のご当地パン「サラダパン」というものがある。たくあんをマヨネーズで和えたものをコッペパンで挟んだもので、これがなかなかおいしいのである。大学に行く途中のパン屋さんにサラダパンがあり、よく買って大学で食べていた。滋賀の元祖サラダパンをいつか食べてみたい。そうそう「コロッケそば」も大好物である。だしがしゅんだコロッケがこれまた味わい深いのである。ところがGoogleで検索すると、勝手にサジェストで「サラダパン まずい」やら「コロッケそば まずい」だの出てくる。これが実に腹が立つ。そりゃサラダパンをまずいと思う人もいるだろうしその意見は尊重すべきである。だが、意見の持つ毒素を否応なしに受け入れる気は全く無い。こちとらおいしいサラダパンの情報を求めているのである。特定のキーワードに不穏な単語をサジェストすることをサジェスト汚染というらしい。

 

昨夜Twitterのクライアントを公式アプリからびよーんったーに切り替えた。もう僕はクソリプの応酬や訳のわからないトレンドを見る気が無い。ネットニュースで「厳しい声」だとかタイトルが付けられていて、フタを開けてみたら論拠の乏しいノイジーマイノリティが騒いでいるだけだったり、そういうものを見るのはもう懲り懲りだ。そうして精神にとっての毒が見えづらいびよーんったーに寝返った。どうして語気強めに自分が絶対に正しいと主張できるのか本当に不思議に思う。そう夜中に考えていたら「妥ベート」なるものを発見した。妥協+ディベート、2つの立場の妥協点を探ろうという非交戦的な軟弱ディベートらしい。軟弱だけどそれがコミュニケーションのあるべき姿じゃないのと感じた。

 

もう末法末世なSNSから解脱したいのである。でもたまに爆笑ツイートがあるのでやめられない。