脱出速度と反転世界

2月に入ってから感情をかなりコントロールできていたので、感情の振幅がだいぶ小さくなったと思っていた。そして僕の漂流生活は「感情と向き合うフェーズ」から「復職か転職かを考えるフェーズ」に移ったものだと考えていた。

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考えが甘かったかもしれない。

 

落ち着いていた睡眠が狂い始めている。3時間しか眠れていない、ショートスリーパー。でも起きたらそこまでしんどくない。呼吸が浅い。脳の回転止まらない。早口。肩に力が入っている。音楽の好みも激しい曲にシフトしている。実際のところ今まではずっと鬱で、これから先は躁かもしれない。

感情を抑えないと、速度が高まり感情サイクルの脱出速度を超えて僕は帰ってこれなくなる。ぶっ壊れてしまう。f:id:labotekichan:20210218194510j:image

元に戻るには躁を抑えないといけない。しかし、ここまで高ぶった躁に向き合うのは休職してから初めてのミッションである。ミッションの内容はなんとなくわかっている。つまり、こういうこと。

 

「今までの生活を全て反転させる」

 

感情に対して外力を加えて元の軌道に戻ってこればいい。今まで持ち上げてきたのを押し下げる。

しかし、そこには重大な罠がある。鬱のエサは過去のトラウマや未来への不安といったものである。そして、躁のエサは好奇心やワクワク感、熱中といったものである。要は、鬱と躁のコントロールするために対象となる感情の内容が実は異なる。鬱だった今までは、自分の好奇心に正直になり周りから褒められて感情を持ち上げる。躁になったこれからは、好奇心の暴走を監視し周りも僕を見張りオーバーヒートを防止しなければならない。読書も制作も程々にして、クールダウンの散歩と瞑想を増やす感じか。僕も周りも生活が反転することを念頭に置いておかないと人間関係の崩壊に繋がる。言葉で理解するのは簡単だけど、実践するのはとてつもなく難しい。途方に暮れる。

 

ただ、反転世界の生活において大切なことはわかっている。第三者視点で自己の感情を静かに見つめる、それだけである。休職から現在までの3ヶ月で鬱期間、つまりはサイクルの半周を経験した。躁期間がどれほど長いか予測できないが、無事帰還できれば1周のサイクルを経験したことになる。そうなれば1周目の漂流日記が2周目以降においてある程度役に立つはずである。漂流日記は躁鬱界の参考書になる。

というようなことを、今日会社で上司と話しながら考えていた。はやる気持ちを抑えなるべくゆっくり話す。頭で考えて口に出してそこで初めて気づくことも多い。とにかくこれから先は未知の領域との戦いかもしれない。この2〜3週間でどれほど知覚できるかが勝負だ。そう思いながら雪の降る灰色の中を歩いて帰った。

 

とはいえ、今いい感じになってきている日記と制作は流れを断たずに緩やかに続ける。躁期間での目標は以下とする。まず10冊くらい製本して「本・ひとしずく」さんにまずは数冊置かせてもらお。吉祥寺にも日記屋さんがあり個人が書いた日記が売っている。デジタルリトルプレス(電子書籍)として日記を売るオンラインショップも発見した。いろいろある。そういう情報をかき集め、いけると思ったらお店に交渉してみる。これらをとにかく無理せず緩くやる。波に応じて反転させることはその背表紙が物語っている!
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歩け!寝ろ!ビッグマックを食うな!

一番の目標は健康維持!