秘密の魔法

先日、ドン・キホーテハウス食品の袋麺「うまかっちゃん」を10食も買った。うまかっちゃんがこの世で一番おいしい、大好き。ウキウキで家に帰って湯を沸かす。

 

○水の量は少なめの500ml

○茹で時間2分、固めに仕上げる

○付属の調味油の代わりにおろしにんにくと食べるラー油を大量にぶち込む

 

これがてきちゃんカスタムである。にんにくも入って健康的。最強のラーメン。北大路魯山人海原雄山うまかっちゃんの味わいに涙を流したと言う。

 

誰もが食べ物をおいしくする秘密の魔法を持っている。現代、魔法の鍛錬が各々の街で行われている。魔法の錬成物にはご当地グルメというカテゴリーが付く。

仕事でいろんな所に出張したけど、広島県東部の府中焼きが本当においしかった。レシピの説明を書こうと思ってふと悩む。広島のお好み焼きってどう言うんだっけ。ネットで調べると「広島焼き」「広島風お好み焼き」と言うと怒られるらしい。詰んだ、なんて呼べばいいんだ、グルメ界のヴォルデモートか。禁じられた魔法。どうやら単純にお好み焼きと呼べばいいらしいが、やはり関西と広島で形態が違うので、ここでは「広島のお好み焼き」でお許しください。府中焼きは広島のお好み焼きとだいたいレシピは同じだけど、豚バラ肉ではなく脂身の多いミンチ肉を用いる点がポイント。ミンチ肉から滲み出る脂で麺を揚げるようにカリカリに焼く。ミンチ肉の旨味が麺に移って非常に美味。シンプルだけど本当においしかったのである。これを再現するぞ!

 

そう思って、調理用品店でちゃんとしたヘラを買う。形から入るタイプ。近所のスーパーに行くが、広島のお好み焼きを作るためのオタフクこだわりセットが無い。遠くの大きなスーパーで売っているのは見たんだけどな...困ったな。結局、関西のお好み焼きセットと牡蠣を買って、岡山県日生(ひなせ)名物カキオコを作ることにした。

牡蠣を食塩水の中で揉んで洗う。珍しく料理らしいことをしている。いつもの料理はフライパンドーン!餃子バーン!!蓋ドカーン!!!みたいな感じでとても雑。温めたフライパンに生地を広げ、フライパンの端で牡蠣を炒める。牡蠣を生地の上にのせて、上から生地をかけてひっくり返し蓋をする。こうすると牡蠣が蒸し焼きになってジューシーに仕上がる。十分に火を通して完成!ふっくらした牡蠣の旨味が口の中に広がって最高。こりゃうまい。

次回は府中焼きを作ろう。砂肝を使う尾道焼きというのもあるらしい。ご当地お好み焼きを全部作ってみようかな。