脱・ぐにゃぐにゃ生活(理論と実践)

■理論編

昨日、産業医の先生からとうとう告げられる。結構ええ感じですと。後は、休職中でぐにゃぐにゃになってしまったスケジュール管理の感覚を取り戻す。1日の予定を立てられるようになる、それができたら1週間のスケジュールを立てて計画的に過ごす。そうしたら復職でも転職でも大丈夫な状態と言えるらしい。

 

面談後、スケジュール管理のアプリをダウンロードする。24時間の時間軸にブロックのような予定を組み込んでいくタイプ。しばらくは寝る前に予定を決めることにして、翌日その通りに過ごすのを目標とする。

早速予定を入れていく。起床時間はとりあえず7時。コメダに行ってモーニング、本も読もう。バスに乗ってどこかへ行こう。安くて美味しい健康的なランチを食べよう。もうすぐ切れそうなハンドソープを買い忘れずに。日記を書いて、入浴そしてストレッチ。夕食をとって細々した作業をして23時には就寝。ほら、完璧でしょ。

 

■実践編

今朝7時に起きる。全然日が高いし寒いので起きたくないが、アプリに入力しちゃったのだから従わなければならない。いつも使ってるストレッチのアプリで、朝のごろ寝ストレッチを行い無理やり目を覚ます。

コメダへ突撃。カフェオレを飲みながらアランの『幸福論』を読む。2時間読む予定だったが1時間ほどでソワソワしてきた。読み続けようとするが、もう集中力が切れている。やむなく離脱。市バスに乗って国道1号沿いの権野という終着地へ行く。

 

そこから少し西に進むと「中川コロナワールド」という、このご時世つらそうな名前のエンターテイメント施設がある。映画・パチンコ・カラオケ、なんでもある。天然温泉「コロナの湯」もあるが、予定に無いので誘惑に負けず振り切る。

振り切った先にフードコート。看板に「肉マシマシラーメン」の文字。足が止まる。悩む。つま先が後ろを向いては、やっぱり元に戻る、それを繰り返す。

10分後、懺悔しながら麺をすするてきちゃんがいた。誘惑に振り切れず高カロリーの海に溺れる。フードコートの癖にチャーシューがホロホロで脂もいい感じ、そんじょそこらのラーメン屋よりちゃんとしていて不思議。そのチャーシューが厚切り4ブロックときたもんだ、昼間からお腹いっぱい。二郎系ラーメンなんか今日が最後じゃいと目に涙を浮かべながら外へ出る。

 

権野の方へ戻る。権野バス停のある下之一色の辺りは昔は賑わいのある漁村だったらしい。ところが伊勢湾台風被災後、防波堤建設のため漁業権を放棄することとなった。それでも昨年の3月までは魚市場もあったらしく、気になって今日はここにやってきた。沿岸は工業・商業地帯として埋め立てられ、下之一色から海が遠くなってしまったが、それでも至るところにみられる細い路地、鮮魚店を見ればそこは漁村である。漁村研究の藤本店長を連れていきたいな、そう思った。商店街突き当りを左、川沿いに進むと魚市場が見えてきた。今ではもう廃墟のようだが、panpanyaの漫画『魚社会』のような風貌をしている。冷蔵室などとドアに書かれた文字のフォントもそれっぽい。うなぎの発泡スチロールが置いてあり、ひつまぶしが食べたくなる。側面の壁がひび割れていて、そのまま、川めがけ魚市場自体がスライドしないか不安になる。魚市場の向かいはおそらく加工場だろう。外から内部へレールが走っており、そこにUFOキャッチャーのようなアームが付いている。外付けした車からアームで魚を内側へ放り込むのだろうか。f:id:labotekichan:20211202201710j:image

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一通り見て、こりゃいいものを見たと感じながら別のバス停から帰る。そうそう、ハンドソープを忘れずに。家に帰る頃には1万歩も歩いてうとうとしている。予定より早く帰ってきたのでお昼寝する。後は予定通りに進んで今に至る。えらいねてきちゃん、やったねてきちゃん。

 

あまりに予定をギチギチに決めたら、却ってダメなのかなと思う。でも、昼ごはんの内容も予め決めていたほうがいいのではとも思った。