双六

土曜日の朝、木曜日にロフトで買ってきた卓上カレンダーを開封する。各月の日付が記載された厚紙の裏は無地。カッターと定規でササッと下端3cmほどを切る。

次にネットサーフィンをする。それっぽい画像を見つけたら保存、6枚集める。イラレで6枚それぞれにサイコロマークをつける。それをコンビニで印刷、カレンダーの裏面に貼り付けて完成。


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「日めくりコンディション」。

毎朝体調をお伝えしたほうがいいと思うけど、どうやって伝えるべきか。朝礼やメールで言うのは堅苦しい、もう少しポップにいきたい。そう考えて浮かんだのがこれ。ラフスケッチを描いて上司に見せたら採用、プロトタイプの制作に至る。

今、双極性障害をプラスマイナスではなく、ギアの変速と捉えている。1でも6でも進むのは進む。変わるのは、遠く先のことまで夢想するか、近くに見える現実的なことばかりが気になるのか。距離と射程が異なる。サイコロを振って6しか出ない日もあれば、1ばかり出る日がいつか訪れる。仕事する上で確実に大事なポイントになる。

言葉で伝えるのは受け手もきっと大変だから、示すのはイメージとサイコロの数字だけ、必要最小限の情報に留める。ラフスケッチ版ではザーザー降りの雨を描いていたりしたけれど、あまり子どもの遊びっぽくは見られたくない。Windowsなどのデスクトップみたいな画像を集めて、デスクに置いても違和感の無いようにする。

夕方、同じ病気を抱える友人が遊びにやってくる。かなり久々に会うが、すっかり仲良くなる。本を読んだりして遊ぶ。彼はおいしいスパイスカレー屋さんが並ぶ街に住んでいるから、また遊びに行こう。

 

日曜日、ブログを読んだ先輩2人に誘われ嵐山に行く。元々嵐山に行く予定だったらしく、てきちゃんの言う常寂光寺に行ってみたくなったらしい。天龍寺で合流して、竹の小径を抜けて、常寂光寺に着く。十数年ぶりだろうか。青もみじに包まれた石段を上っていく。カラッとした晴れではなく、今日のような曇りの日がこの季節には似合う。サイコロでいうと「3」。石段を1段1段上がって展望台に着く。小倉山の真ん中から嵯峨野の街並みを見下ろす。澄みきったような心地になる。

その後、トロッコ列車保津川沿いを往復するが、途中で眠たくなってしまう。あまりの眠気でさすがに心配になり、買い物する先輩たちと京都駅で離脱、うとうとしながら新快速の吊り革に捕まる。家に帰ってすぐに眠る。


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月曜日の今日、グループ内で改めて僕が自己紹介と病気の話をする時間をいただく。かなり慎重になりながら暗い話を避けたため、「それって誰にでもある話じゃないの」と思われているかもしれない。それでいいと思う。大まかな特徴だけでも掴んで、普通に接していただけたらそれでいい。想像を超えるほど狂った出力の細かな値など、別に全員が全てを知る必要はないと思う。

 

その後、デスクに置いたサイコロは「4」。