虚脱ウィークデイ

働き始めてからというもの、今まで難なく書けていたはずの日記がかなり手強い存在に思えてきた。引きこもって暇だからこそ、すんなり書けていた。しかし、今は。

午前中は仕事をして、お昼に会社を出て街を少し散歩してから帰宅する。それから漂流日記の続編を作ろうとするが、自己の内面へ潜る体力が、昔の文章を読み返す気力が残されていない。どうしたものかと頭を悩ませている。

 

午前中で帰るものだから大した仕事は全然していないけれども、それでも思っていたより打率がなんだか高い。振れば、当たる。考えれば、曲がりなりにも命中する。3割でいいのに、3割が逆に出せない。フジモテキイグチの出店関連で考えることも多く、怒りっぽくなっていたこともある。その日のサイコロは「2」。会社のデスクに置いた日めくりコンディションは怪しい雲行き。

勤務中、頭をゆらゆらさせながらクロッキー帳に以下の内容を整理する。経験の棚卸しをする。

①休職前にしていた業務

②休職中にしていたこと

③現在の部署でしていること

④これからしたいこと

見開きを4分割してそれぞれのスペースに整理し、上司とあれこれブレストする。今の部署には、それほど長くはいない見込み。どの部署に移るかは、適性なども見ながら面談を重ねて決める方針だそうで。そして、6月頭に社長と面談することになっている。ならば、時間のある今のうちにこれからの3ヵ年計画を作ってしまいませんかと提案する。仕事も病気も引っくるめて、計画を紙面にボンッと実体化させて、面談でもそれを使用して話せるようにしておく。違う部署に移る際も、面談時の内容を更新しながら引き継ぎの材料として使う。そういう算段。

 

土曜日は東横堀川沿いの水辺の実験基地「β本町橋」でゲリラ古書店フジモテキイグチの出店。リバーサイドの際の縁側のような場所で出店する。人力ホバークラフトの実用化を目指している方、藤本店長が持ってきた美術書の著者のお弟子さん、不思議な方々がひょいっと現れて楽しい。

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日曜日は半年ぶりにあまがさきキューズモールで出店。今年度からはあまがさき一箱古本市というイベント名。3月に初出店、漫画で出店レポートなどを丁寧に丁寧に描いてイケイケゴーゴーな「北摂姉妹」さんにお会いする。楽しんでいて、朗らかで良いなあと思う。僕らが漫画になったら全員眼鏡だ、今日はコンタクトを付けるべきだった。

漂流日記読者のとある方も登場。燦然と輝く首領パッチTシャツ。いつも気にかけてくださりありがとうございます......

兵庫県加東市で活動されているひとり出版社「スタブロブックス」さんが漂流日記をお迎えくださる。ページをぱらぱらめくった彼は後ほど「ISBN(バーコード)取得しないともったいないですよ!」と仰る。めちゃめちゃ嬉しいのですが、事務所を持っていないままISBNを取得しようとすると、おそらく自宅の住所を登録・公開することになってしまう。自宅にある漂流日記の在庫はあと10冊ほど。取得するのかしないのか、これにも頭を悩ませている。働きながら僕だけであれもこれもと手を伸ばすのは、なかなか体力を使う。出版社さんにメールを送ってみるべきか、そんなことも思い始めている。

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週末が開けて今日からは午後3時までの勤務。産業医の先生曰く、これがなかなかハード。朝があっという間に終わって、昼休み。デスクで買ってきたおにぎりを頬張りながら、右手で本を読む。中島らもの『心が雨漏りする日には』、読了してデスクの引き出しにしまう。お守り代わり。何故今まで読んでいなかったのか、休職中に読むべきだった。読み終わって本上まなみのエッセイも読みたくなる。

午後の勤務が始まるが、あえて腹八分にしたのにそれでも意識が飛びそうになる。気絶しそうになりながらモニターとクロッキー帳に立ち向かう。帰宅して30分昼寝。都心のLOFTに行こうと思っていたのに、布団から起き上がれなくなる。動けないまま日が暮れて、UberEatsで夕食が届く。

17時まで働けるのか早速心配になる。今夜は湯船に湯を張り、入浴剤をぶち込んで、風呂上がりに数学を解いて眠る予定。