なんだか鬱っぽいなと思っていたら、大好きなシューゲイザー歌謡バンド「溶けない名前」が5年ぶりに新曲を出すという。
なんだか鬱っぽいなと思っていたら、既存曲をアレンジしたアルバムをTempalayが知らぬ間に出していて、『続・新世代』を聴いて「音の密度増えとる!?」と驚く。
太宰治が『女生徒』で書いたように、みんなが遠くの山を指差して「頑張って登れば景色が綺麗だよ」と励ますけれど、今しんどいなあと思っている状態でそんなに遠くへ行けるかいと思うと自信が無い。
だけど「おっ新譜出てるじゃん」を繰り返したらいつの間にか登っている、それには自信がある。
中学生の頃から、一人でいる時はほぼ常に音楽を聴いている日々を送っている。そうすると目と手が暇になるので、暇つぶしに勉強している。いつもそんな感じである。
今だって、Spotifyで未知のアルバムを流して、その間は暇なので電卓を動かして簿記3級の勉強をしている。表の埋め方などよくわからんなあと言いながら問題集を解き、3周した頃にはよっぽどの意地悪問題でなければ解けるようになっている。模試にチャレンジしたらあっさりと9割解けている。いつの間にか、そこそこいい線いっていることが特技である。
これは早いうちに受けておこうか、そう思って次の木曜日に受験する予約をした。問題集で見た変な問題に、もう、ふたたびお目にかかりませんように。